良い墓石選びのコツ
お墓の墓石選びは単純ではありません。
家選びと同じくらいの慎重さが必要です。
100年、200年と続いていく魂の住居です。
時間をかけてよく勉強していただいて後悔しない石選びをしていただきたいと思っております。
石幸では墓石選びを5つのコツとしてまとめてみました。
1、霊園の環境から選ぶ
霊園の環境が北側なのか南側なのか、また雨水の量なども考慮に入れましょう。
紫外線に強い石、若干弱い石。
また吸水性の高いやわらかい石、吸水性が低い硬い石。
などなど、石にも得意不得意があります。
石幸では環境に合った石種選びをお進めしております。
石によっては「さび」の出る石もあります。岐阜県の蛭川ではさび石といったブランドもあるくらいです。
石は自然界の一部。鉄分を含む石からさびが出ることは当たり前です。
海や工業地帯の近くに霊園がある場合は、さびの出やすい石はたとえ硬い石でも石幸では違う石をオススメすることがあります。
2、墓地の環境から選ぶ
普段意識したことがないお客様にとって、いざ石選びをしていただくと種類と色の量に圧倒されるようです。
一説には墓石には300種以上の石があるとか。
黒、青、赤、灰と色は豊か、表情も豊かです。
ここでは家選びの要領で墓地に石を置いた時の収まりをイメージしてみましょう。
山豊かな墓地。
コンクリート色が多い墓地。
海の青色が見える墓地。
花木豊かな墓地。
墓地の環境によって、心収まる色と表情があります。
決してカタログだけで選ばないで、家選びと同じように周りと調和する墓石を選びたいです。
3、墓地の大きさと墓石の大きさ
墓地の大きさは千差万別です。
納骨される方の数と墓地の広さなどの黄金率がございます。
一般的に墓石のお値段は石の量と石の種類によります。
これも収まりをイメージして設計をしていきましょう。
カタログだけでなく、設計図だけでなく、現地での収まりが大切です。
4、デザインから選ぶ
従来の標準的な、和墓。 現代風な洋墓。
さらに進んだデザイン墓。
墓石の世界も個性が現れる時代になっております。
3と重なりますが、カタログだけでなく設計図だけでなく、現地での収まりを大切にしたいですよね。
地震の活動期に入ったと言われる昨今ですので、立ちの低い洋墓も合理的と思われます。
5、お値段から選ぶ
まずはお客様の選ぶ石の種類と石の量でお値段が大きく左右します。
石種をいくつかお選びしていただき何度も図面を作成しお客様のご納得のいくデザインが完成し、お見積もりを作成します。
都市型の墓地で区画の寸法が小さく広さの統一された墓地でしたらお値段を均一にできますが、地域の特性上墓地の区画サイズに
バラつきがございますので、一度お客様と土地の視察へお伺いし、どのくらいのサイズでどういったお墓をお建てになりたいかをじっくり話し合って
選定し、図面作成、お見積もりさせていただきます。(無料)
目安として下記に価格を表示しておりますので是非ご参考にしていただければと思います。 (基本的にはインド御影石などが硬質で風化しにくく高品質といわれますが中国石でも給水率の低く風化しにくい良質な石種がございます
(墓地は別途)
日本石 国産(庵治石、大島石、稲武石など) 180万〜450万円( 墓碑一式、墓誌、供物台,外柵、彫刻、施工費込)
インド石(または一部中国石)80万〜180万円(石碑一式、墓誌、外柵、彫刻、施工費込)
中国石(または一部韓国石) 55万〜140万円(石碑一式、墓誌、外柵、彫刻、施工費込)
墓石は、ひとつとして同じお値段がございません。
1、デザイン
2、石の量
3、石の種類、産出国
4、彫刻、文字の数
5、工事場所、工事内容
この5つによってお値段は変わります。
たくさんお見積りを取っていただくお客様ほど最後には混乱されてしまわれます。
価格差が大きかったり、種類が多くて「疑心暗鬼、人間不信になるとこだった」と言われるお客様もいらっしゃるほどです。
石幸では墓石選びは上記の1〜5の順番でお客様の最適な墓石選びをお手伝いしたいと考えています。
ご面倒かもしれませんが、石幸では見積りに時間とお手間を取らせることがあるかもしれません。
その節には何卒ご理解のほど、よろしくお願い致します。
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